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経営用語Q&A

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3 人材・組織

ものづくりにおける技術・技能の継承について助成金が使えることをご存じですか?

当社は主として切削加工を行う小規模の製造業ですが、従業員の高齢化が進んでいます。
彼らがリタイアする前に次世代に技術や技能を継承するのが課題となっています。
技術開発や設備投資については各種の補助金があるようですが、技術や技能を継承するための研修等に関する助成金は、何かありますか?
技術・技能を高める職業訓練について利用できる助成金の主なものとして、下記があります。

それぞれ、詳しくはリンク先のホームページをご覧ください。

◇キャリア形成促進助成金-政策課題対応型訓練(厚生労働省)


企業内において目的が明確化された職業訓練の実施等を行う事業主が対象。

「若手人材育成コース」(採用後5年以内かつ35歳未満の労働者対象)、
「熟練技能育成・承継コース」(技能承継のための訓練等が対象)等、
課題別のコースに分かれる。

OFF-JTについて経費助成(訓練に要した経費の1/2)、
賃金助成(受講者1人1時間あたり800円)、
OJTについて実施助成(受講者1人1時間あたり600円)がある(上限あり)。

http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/d01-1.html


◇東京都中小企業職業訓練助成制度(東京都産業労働局)


国の助成制度で対象とならない短時間や小規模の従業員教育を、中小企業等の実情に合わせて助成する制度。
都内で行われるOFF-JTについて、1コース6時間以上、受講者が2人以上の訓練につき、受講者1人1時間あたり430円を支給(上限あり)。

http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/school/ikusei/kunren_josei/


◇若者チャレンジ奨励金(厚生労働省)


35歳未満の非正規雇用の若者を、自社の正社員として雇用することを前提に、OJTとOFF-JTを組み合わせた訓練(若者チャレンジ訓練)を実施する事業主が対象。

訓練奨励金として訓練受講者1人につき月額15万円、訓練終了後訓練修了者を正社員として雇用した場合に1人につき1年経過時に50万円、2年経過時に50万円(計100万円)を支給。

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyounouryoku/career_formation/challenge/


◇ものづくり小規模事業者等人材育成事業(中小企業庁)


ものづくり小規模事業者等の中核人材を、技術・技能の継承のための講習に派遣した場合、受講に係る経費(受講料、旅費、宿泊費)の2/3を補助。

目的の1つとして、「使いこなし能力、多能工のための技術・技能の向上」が含まれる。

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/index.html
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