2 マーケティング
日本貿易振興機構(JETRO)が行っている、海外展示会・商談会への出展支援をご存じですか?
- 当社は、皮革を用いた財布、パスケース、バッグなどを製造する中小企業です。
今までは大手メーカーの下請が多かったのですが、海外生産に移行するメーカーが多く厳しい状況が続いているため、自社ブランドの革製品を展開することを考えています。
知り合いの社長から、欧州など海外で行われる展示会に出展し、自社製品のアピールをしてはどうかと勧められましたが、自社で海外展示会の申込や通訳などの手配をするのは荷が重く、二の足を踏んでいます。
何か公的な支援策はあるでしょうか。 - 海外展示会への出展が初めてという場合、展示会の選択やお申込、商談に必要なカタログ等の制作、通訳の手配など、やるべきことが多いため、たしかに準備は大変だと思います。
日本貿易振興機構(JETRO)では、日本企業のニーズに応える有望と思われる展示会・商談会を選定し、参加しています。「どういった見本市がよいのかわからない」といった場合は、まずはJETROが参加企業を募集する見本市・展示会をお薦めします。
この事業では、JETROが参加する海外見本市・展示会のジャパンブース(ジャパンパビリオン)への出展企業を公募し、サポートしています。
主催者への出品申込などの手続、ブースのデザイン・施工、出品物の通関・輸送、現地での広報など各種サービスがパッケージで提供されるため、単独出展の場合と比べて手続負担が軽減され、出展にかかるコストも抑えることができます。
対象見本市・展示会によって異なりますが、JETROが一部の出展経費を補助します。概ね、展示会のブース代は無料とされ、通訳費用は一部利用者負担(1/3)、渡航費や輸送費は自己負担というパターンが多くなっています。
雑貨やインテリアなどを扱う欧州や米国の展示会もありますので、一度ご検討なさってはいかがでしょうか。
詳しくは下記リンク先のホームページをご覧ください。
https://www.jetro.go.jp/services/tradefair/