【第36回】経営力向上フォローアップ メールマガジン
(2012/12/06配信)
◆━ http://www.keieiryoku.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━◆【 経営力向上フォローアップ メールマガジン 】
発 行 :東京商工会議所 中小企業部 経営力向上フォローアップ事業担当
住 所 :東京都千代田区丸の内3-2-2 東京商工会議所ビル1階
E-Mail :info@keieiryoku.jp TEL:03-3283-7388
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オリンピックを日本に! 私たちは2020年
オリンピック・パラリンピック招致を推進します
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◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2012年12月6日 ━━━◆
いつもお世話になっております。
経営力向上フォローアップ メールマガジンです。
11月26日、日本政策金融公庫から「中小企業の新事業への取り組み
に関する調査結果」が発表されました。
→http://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/tokubetu_121126.pdf
それによりますと、中小企業で過去5年間に新事業に取り組んだ企業
の割合は22.8%であり、新事業に取り組んでいない企業よりも売上や
従業員数が増加傾向にあるとのことです。
新事業に取り組むうえでの問題点としては、「質的な人材の確保が
難しい」と回答した企業の割合が37.6%と最も高く、次いで「製品・
サービスの開発に必要な専門知識・ノウハウの不足」(37.1%)、
「販売先や受注先の確保が難しい」(36.5%)となっています。
いずれも独力で解決するには荷が重い課題ではありますが、例えば
東京都中小企業振興公社の「中小企業人材確保・育成総合支援事業」、
「事業可能性評価事業」、「ニューマーケット開拓支援事業」等の
公的支援施策があり、いずれも無料ないしは低額のご負担でご利用
いただけます。
新たな取り組みを始められる場合は、ぜひそれらをご検討ください。
東京都中小企業振興公社ホームページ
→http://www.tokyo-kosha.or.jp/
さて、本日は第36回目の経営力向上フォローアップ メールマガジンを
お届けします。
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INDEX
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Part 1 今週のニュース
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▼1-1 「中小企業取引相談目安箱」を設置
(中小企業庁)
→http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2012/1129meyasu.htm
▼1-2 [3月7日] 被災地企業コラボレーション商談会(福島)
発注企業募集
(東京都産業労働局・東京都中小企業振興公社)
→http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1211/0009.html
▼1-3 [2月7日] 「ワークライフバランスフェスタ東京2013」
(東京都産業労働局)
→http://www.metro.tokyo.jp/INET/EVENT/2012/11/21mbs100.htm
Part 2 今週のイベント・セミナー紹介
────────────────────────────
▼2-1 [12月14日] ペルー投資セミナー
(東京商工会議所)
→http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-46612.html
▼2-2 [12月19日] キャラクターを知財で守る基礎知識 in 多摩
(東京都知的財産総合センター)
→http://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/seminar/2012/241219character.html
▼2-3 [12月19日] 【サービス部会主催講演会】裏方ひとすじ
~裏側から見たスポーツ施設サービス~
(東京商工会議所)
→http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-46507.html
▼2-4 [1月10日~2月8日] ブランド確立実践ワークショップ
「販売促進企画講座」メディア戦略コース
(東京都立産業技術研究センター)
→http://www.iri-tokyo.jp/jinzai/jissen/24_hansoku_bosyu.html
▼2-5 [1月10日] これだけは知っておきたい経営に必要な法律
~労働関係編~(東京都中小企業振興公社)
→http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1210/0012.html
Part 3 今週の施策紹介
────────────────────────────
▼3-1 [12月11日まで] 地域資源活用新事業展開支援事業
(地域資源活用売れる商品づくり支援事業)の2次公募
(関東経済産業局)
→http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/chikishigen/20121127_24fy_chikishigen_2ji_koubo.html
▼3-2 [2月5日] 観光に関する商談会「東京トラベルマート」
(東京商工会議所・東京観光財団)
→http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-46492.html
▼3-3 [1月23日] エコアクション21 無料個別相談会
(東京都中小企業団体中央会)
→http://www.tokyochuokai.or.jp/ea/pdf/e21_soudankai_h24.pdf
Part 4 今週のステップアップ 10の経営指標(2) 損益分岐点売上高
────────────────────────────
黒字と赤字との分かれ目、採算ラインを把握なさって
いますか?
→http://www.keieiryoku.jp/support/guide/detail.php?id=2
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Part 1 今週のニュース
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▼1-1 「中小企業取引相談目安箱」を設置
(中小企業庁)
中小企業庁は、ホームページ上に「中小企業取引相談目安箱」を設置
しました。
この「中小企業取引相談目安箱」は、下請代金法の規制対象の有無を
問わず中小企業の取引全般について、ご意見、ご相談をメールで受け付
けるものです。
また、下請代金支払遅延等防止法違反事実に関する情報提供・申告を
行うための専用フォームを設置しています。
親事業者による買い叩き、不当なやり直しの要求などをはじめとする
優越的地位の濫用にお困りの事業者様、一度リンク先のホームページを
ご覧ください。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2012/1129meyasu.htm
▼1-2 [3月7日] 被災地企業コラボレーション商談会(福島)
発注企業募集
(東京都産業労働局・東京都中小企業振興公社)
東京都と東京都中小企業振興公社では、東日本大震災で被害が甚大で
あった宮城県・岩手県・福島県内の中小企業を支援するため、各県の
中小企業支援機関等と連携し、「被災地企業コラボレーション商談会」
を開催しています。
ただいま、福島県で開催される商談会で発注等をご希望される都内
企業等を募集中です。
【開催概要】
◇日 時:平成25年3月7日(木)13:00~19:00
◇会 場:ホテルハマツ(福島県郡山市虎丸町3-18)
◇参加受注企業(予定):
被災県受注企業 150~200社
【発注企業の募集】
下記のようなニーズをお持ちの企業を募集します(50社程度)。
・高い技術力を持った協力企業を探したい
・新製品の試作を外注したい
・自社にない設備等を持った企業を探したい
・新たな協力工場を探したい 等
◇募集期間:
平成24年11月30日(金)~12月28日(金)(先着順)
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1211/0009.html
▼1-3 [2月7日] 「ワークライフバランスフェスタ東京2013」
(東京都産業労働局)
東京都では、働き方の見直しについて社会的機運の醸成を図るため
「ワークライフバランスフェスタ東京2013」を開催します。
「東京ワークライフバランス認定企業」認定状授与式を始め、「フェ
スタ5周年記念企画」として、会場全体でワークライフバランスの初歩
的知識から実践的なものまで、来場者それぞれに合ったテーマでの学習
ができるようなイベントを予定しています。
【開催概要】
◇日 時:平成25年2月7日(木)10:00~17:00
◇会 場:東京国際フォーラム 展示ホール2
◇主な催事:
・「平成24年度東京ワークライフバランス認定企業」認定状授与式
・パネルディスカッション(事前予約制)
「WLBのはじめの一歩 -時代に求められるWLBとは-」
(パネリスト)
森永卓郎氏(獨協大学教授・経済アナリスト)
小室淑恵氏((株)ワーク・ライフバランス 代表取締役社長)
高祖常子氏(育児情報誌「miku」編集長)
倉本眞澄氏(港シビル(株) 代表取締役)※23年度認定企業
・基調講演(事前予約制)
「個人も会社も成長するワークライフバランス」
((株)東レ経営研究所 特別顧問 佐々木 常夫 氏)
・5周年記念企画
(過去認定企業の取組展示、ワークライフバランス検定)など
◇入場料:無料
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/EVENT/2012/11/21mbs100.htm
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Part 2 今週のイベント・セミナー紹介
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▼2-1 [12月14日] ペルー投資セミナー
(東京商工会議所)
ペルー共和国ホルヘ・メリノ・エネルギー鉱山大臣より、ペルーの
エネルギー金属資源政策について紹介があります。また、ペルーに進出
している日系企業の動向についてジェトロより、同国の鉱物資源事業に
ついて石油天然ガス・金属鉱物資源機構より、それぞれご説明をいた
だく予定です。
中南米ビジネスにご関心の方は、ぜひご参加ください。
◇日 時:平成24年12月14日(金)14:00~16:00
◇会 場:東京会館 12階ロイヤルルーム
(千代田区丸の内3-2-1)
◇内容/講師:
1.ペルー鉱業及びエネルギー分野への投資機会
(ペルー共和国 ホルヘ・メリノ エネルギー鉱山大臣)
2.ペルー進出日系企業の経営実態について
(ジェトロ海外調査部 吉田 憲 氏)
3.ペルーの鉱業事情
(石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)
金属企画調査部 山内 英生 氏)
◇定 員:100名
◇受講料:無料
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-46612.html
▼2-2 [12月19日] キャラクターを知財で守る基礎知識 in 多摩
(東京都知的財産総合センター)
世の中キャラクターブームですね。
企業で、自治体で、イベントや商品や広報・販促のイメージアップ
にキャラクターがいろいろ利用されています。
一方、キャラクターを知財面で保護する場合、どのような権利で
保護できるのでしょうか?
本セミナーでは、キャラクターの著作権から意匠権までの知財保護
の実例と実務における契約のポイント等を判例を交えて分かりやすく
ご説明します。
今やキャラクターを制作する上で、知財面での保護は重要です。
ぜひ、この機会にご参加ください。
◇日 時:平成24年12月19日(水)14:00~17:00
◇会 場:東京都中小企業振興公社 多摩支社 2階大会議室
(昭島市東町3-6-1 産業サポートスクエア・TAMA内)
◇講 師:東京都知的財産総合センター 知財戦略アドバイザー
田島 英行 氏
◇内 容:
・「著作権の権利」の概要
・キャラクターの商品化権契約
・キャラクターと知的財産権
・ライセンス契約のポイント
・著作権の譲渡契約と許諾契約の違い
・関連判例の紹介 等
◇定 員:60名
◇受講料:無料
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/seminar/2012/241219character.html
▼2-3 [12月19日] 【サービス部会主催講演会】裏方ひとすじ
~裏側から見たスポーツ施設サービス~
(東京商工会議所)
日本で初めてのスポーツ専門のサービス会社を立ち上げ、現在では
舞台装置作成・施設管理・警備・イベント運営管理を行う会社である
株式会社シミズオクトの会長をお迎えし、ご講演をいただきます。
催し物の内容をスポーツ系業務からコンベンション、TV、コンサート
へと多様化させながら常にサービスの幅を広げ、進化・発展してきた
根底にある「裏方ひとすじ」の考え方について、貴重なお話をお伺い
いたします。
◇日 時;平成24年12月19日(水)10:30~12:00
◇会 場:東京商工会議所ビル 4階特別会議室A・B
(千代田区丸の内3-2-2)
◇講 師:株式会社シミズオクト 代表取締役会長 清水 卓治 氏
◇定 員:50名
◇受講料:無料
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-46507.html
▼2-4 [1月10日~2月8日] ブランド確立実践ワークショップ
「販売促進企画講座」メディア戦略コース
(東京都立産業技術研究センター)
製品・商品をどうやって売ればいいの? お客様をどうやって増や
せばいいの?
企業のための、『売るための』戦い方と武器を身につける講座です。
マーケティングの基礎から、販売促進の企画立案、プロモーション、
ホームページ活用までを学べます。
◇日 程:平成25年1月10日(木)~2月8日(金)、全4回
◇会 場:東京都立産業技術研究センター 本部
(江東区青海2-4-10)
◇内 容:
・webマーケティングとは-ホームページで販売するために
・メディア戦略とは-売るための武器を組み合わせる
・伝えること・共有の重要性
・レスポンスの取れる販促物
◇定 員:10企業(1企業3人まで受講できます)
◇受講料:1企業(3名まで):30,000円
1名:15,000円
◇申込締切:平成25年1月7日(月)
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.iri-tokyo.jp/jinzai/jissen/24_hansoku_bosyu.html
▼2-5 [1月10日] これだけは知っておきたい経営に必要な法律
~労働関係編~(東京都中小企業振興公社)
うちの従業員は志気が高いからサービス残業でも頑張ってくれる。
そのような考えはもはや時代遅れです。最近は、従業員もネットで
簡単に労働法の知識を手に入れることができ、労働トラブルも増加
しています。
会社経営に労働法の知識は絶対不可欠なものとなっています。
◇日 時:平成25年1月10日(木)10:00~17:00
◇会 場:東京都中小企業振興公社 本社 3階 第1会議室
(千代田区神田佐久間町1-9)
◇講 師:法律事務所アルシエン 共同代表弁護士 武内 優宏 氏
◇内 容:
・残業代を巡る問題
・リストラを巡る問題
・従業員のメンタルヘルス対策
などを中心に、中小企業を経営していく上で絶対不可欠となる
労働法の知識を「怖い事例」を基に解説
◇定 員:20名
◇受講料:8,000円
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1210/0012.html
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Part 3 今週の施策紹介
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▼3-1 [12月11日まで] 地域資源活用新事業展開支援事業
(地域資源活用売れる商品づくり支援事業)の2次公募
(関東経済産業局)
この事業は、地域経済の活性化及び地域中小企業の振興のため、地域
資源を活用した新商品・新役務の開発や販路開拓に意欲的に取り組む
中小企業を支援するものです。
◇対象者:
「地域産業資源活用事業計画」の認定を受けた中小企業者
◇対象事業:
地域産業資源活用事業計画に従って行う市場調査、研究開発に係る
調査分析、新商品・新役務の開発(試作、研究開発、評価等を含む)、
展示会等の開催又は展示会等への出展、知的財産に係る調査等
◇補助対象期間:
交付決定日から平成25年3月31日まで
◇補助率等:
補助率:補助対象経費の3分の2以内
補助限度額:認定事業計画1件あたり3,000万円
※交付決定下限額は、100万円とします。
◇公募期間:
平成24年12月11日(火)(17:00必着)
なお、農商工連携についても、事業計画の認定を受けた中小企業等が
対象の公募が行われています。対象の方はご確認ください。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/chikishigen/20121127_24fy_chikishigen_2ji_koubo.html
▼3-2 [2月5日] 観光に関する商談会「東京トラベルマート」
(東京商工会議所・東京観光財団)
「東京トラベルマート」は“東京の観光”をテーマとした旅行
代理店と観光コンテンツをお持ちの事業所様とのBtoBの商談会です。
商業施設、宿泊施設、レジャー施設、食品・雑貨販売、飲食店、
交通機関(タクシー等)など、皆様のお申込をお待ちしております。
◇日 時:平成25年2月05日(火)14:00~18:00
◇会 場:東京商工会議所ビル
(千代田区丸の内3-2-2)
◇プログラム:
第1部:商談会(自由商談方式)
・ご希望の旅行代理店様のテーブルを皆様が自由にお回りいただき、
順番にご商談いただきます。
・旅行代理店様には参加事業所様のプロフィールシート(申込書から
抜粋)を事前にご覧いただきます。
第2部:懇親会
・お飲物と軽食をご用意いたします。自由にご交流ください。
◇申込締切:平成25年1月4日(金)
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-46492.html
▼3-3 [1月23日] エコアクション21 無料個別相談会
(東京都中小企業団体中央会)
東京都中小企業団体中央会は、(財)環境戦略研究機関持続性セン
ターより、「エコアクション21」地域事務局の認定をうけ、認証・
登録制度に係わる業務をしています。
「エコアクション21」は、環境省の策定したガイドラインに基づ
く環境マネジメントシステムです。ISO14001規格をベースとしながら、
中小事業者でも取組みやすいように、取得・維持のコストに配慮され
ているのが特長です。
毎月、「エコアクション21」の認証・登録をご検討される皆様
向けに、無料個別相談会(完全予約制)を開催しています。ISO14001
は荷が重すぎるが、「エコアクション21」なら導入できるのではと
関心をお持ちの皆様、ぜひ無料個別相談会をご活用ください。
・日 時:平成25年1月23日(水)
(1) 13:30~14:30
(2) 14:30~15:30
(3) 15:30~16:30
・会 場:東京都中小企業会館 7階
(中央区銀座2-10-18)
・相談料:無料
※完全予約制、1週間前までにお申込みが必要です。
詳しくは下記リンク先のPDfファイルをご覧ください。
http://www.tokyochuokai.or.jp/ea/pdf/e21_soudankai_h24.pdf
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Part 4 今週のステップアップ 10の経営指標(2) 損益分岐点売上高
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黒字と赤字との分かれ目、採算ラインを把握なさって
いますか?
経営者にとって、「赤字」は避けたいものです。「黒字」と「赤字」
との分かれ目、つまり「採算ライン」を知るための分析が「損益分岐点
分析」です。「損益分岐点(損益分岐点売上高)」とは、損益トントン
となる売上高のことであり、実際の売上がこれを上回れば「黒字」、
下回れば「赤字」ということになります。安定した企業経営のためには
常に損益分岐点を把握しながら事業活動を行うことが必要です。
自社の損益分岐点を知るために、まず、自社の費用を「変動費」と
「固定費」に分類します。「変動費」とは、売上高によって比例的に
増減する費用で、材料費や仕入商品の原価などがこれにあたります。
一方、「固定費」とは、短期間では売上高の増減とは関係なく一定に
発生する費用で、減価償却費や家賃、正社員の人件費等が該当します。
損益分岐点売上高の計算方法は、製造業と非製造業とで異なります。
◇製造業の場合
(売上高-材料費-外注費-経常利益)/{1-(材料費+外注費)/売上高}
◇非製造業の場合
(売上高-売上原価-経常利益)/(1-売上原価/売上高)
損益分岐点分析は、経営計画を立案する際にも参考になります。すな
わち、来年度以降売上がいくらになればどのくらい利益が上がるのか、
予想される売上のなかで利益を確保するためには、変動費と固定費を
どのくらいにしなければならないのかを把握し、対策を立てることが
できます。
続きは下記ホームページにてご覧ください。
http://www.keieiryoku.jp/support/guide/detail.php?id=2
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目指す取り組みを応援しております。
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また、メルマガで取り上げて欲しい話題などありましたら、お気軽に
ご連絡下さい。 info@keieiryoku.jp
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発 行 :東京商工会議所 中小企業部 経営力向上フォローアップ事業担当
住 所 :東京都千代田区丸の内3-2-2 東京商工会議所ビル1階
E-Mail :info@keieiryoku.jp TEL:03-3283-7388
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